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イタリア下院 違法臓器移植罰則案が通過

2016年12月12日

【新唐人2016年12月12日】

イタリア下院で11月23日、移植に使用する臓器の購入運搬に関する法案が通過しました。イスラエル、スペイン、台湾などの国と地域に続き、また一つの国の法律制定が違法臓器移植に打撃を与えました。この法案の発起人であるイタリア上院のロマーニ氏は、これは臓器の購入運搬の制止、違法な臓器移植の防止、特に法輪功学習者からの臓器についての法律であると話しています。

 

これは同国の上下両院で通過した生体の臓器購入運搬犯罪に対する刑法の規定です。

 

「如何なる人 如何なる方式 如何なる名義、或いは授権委託、違法交易、生体の臓器或いは一部臓器の売買に従事した者は3年から12年の懲役に加え、5万から30万ユーロの罰金を科す」

 

「如何なる人 如何なる方式、さらにコンピューター或いは遠隔情報処理技術を通じ手配、宣伝、生体の臓器を移植に使用するため購入運搬普及をした者は、3年から7年の懲役に加え、5万から30万ユーロの罰金を科す」

 

同法案の主要発起人イタリア下院、衛生健康委員会副主席であるロマーニ氏は2013年、中国で起きている違法な臓器移植、生きた法輪功学習者から臓器を奪う大規模な犯罪を制止するためにこの法案を提出しました。

 

この法律は法輪功学習者の臓器を使用した違法な臓器移植の防止に大きな効果があるとロマーニ氏は考えています。なぜならこの法律は違法取引に従事する者だけでなく、この事に参与した専門医も厳しく罰せられ、さらに臓器売買の国際犯罪集団の阻止を容易にすることが可能だからです。

 

31人の下院議員が署名した同法案は、2013年7月4日にイタリア下院に提出され、2015年3月4日に通過後、上院で審議されました。

 

現在、この法律はイタリア大統領による公布を待っており、その後、正式公布され効力を発生します。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/12/01/a1299766.html (中国語)      

(翻訳/赤平 ナレーター/根本 映像編集/李)

 

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